【首肩コリは姿勢の悪さだけじゃない】

2020/11/10

みなさんこんにちは!四つ木店の平井です!

 

この一年間コロナの影響でリモートワークが増えましたよね。

その影響で首肩の痛みを訴える方の割合が増えてきた気がします。

 

ただ、最近来院される方の張り感は、張っている範囲が広く筋張っている感じが強いなと感じます。

 

会社と違い、いつも以上に姿勢の悪い状態での作業と、

ストレス発散が思うようにできていないことでの疲労が身心ともに溜まっているからだと思います。

(私もいつのまにかスーパー銭湯に行かなくなりました。)

 

特にストレスが多い環境下にいると自律神経が乱れて全身の不調が出てきます。

 

例えば、首肩の痛み、頭痛、眠りが浅い、身体がだるい、疲労が抜けない、

もしくは内臓の機能が落ちることでの背中・腰の痛みや便秘などです。

 

自律神経はその名の通り「自律」している神経なので、こうしようと思わなくても

生命維持活動に関わることをしてくれています。その働きがストレスの影響で思うようにいかず、

全身の不調を訴えるようになります。

 

自律神経が乱れやすい生活をしているかどうかは下記の項目にどれくらいあてはまるかで判断することができます。

 

1.昼夜が逆転している生活をしている。

2.睡眠不足だ。

3.仕事や勉強の成績が不振で悩んでいる。

4.食事は手早く食べることが多く、朝や昼を抜くことも多い。

5.人間関係に悩んでいる。

6.生活面での大きな変化があった。

7.最近、ショックなことがあった。または健康や家庭の不安がある。

8.運動不足だ。

9.疲れているのに、眠れない。

10.季節の変わり目には体調を崩すことが多い。

 

どうでしょうか?思いのほか当てはまりますよね!

この項目は1個でも当てはまれば自律神経が乱れるきっかけになるので、多ければ多いほど身体の辛さは感じやすいと思います。

 

ストレスを感じやすい生活を少しずつでも改善していく工夫や取り組みは必要ですが、大きく変えるのは難しいですよね。

なので、対処療法にはなりますが、自律神経の乱れを整える方法をいくつかお伝えしたいと思います。

 

①深呼吸(腹式呼吸)

腹式呼吸は自律神経を刺激し、副交感神経を優位にしてくれるので、心身をリラックスさせてくれる効果があります。

 

[腹式呼吸のやり方]

1.背筋を伸ばして胸を軽く開き、鼻からゆっくり息を吐いていきます。

お腹の中の空気をすべて出すイメージでおへそがへこむまで吐き切ります。

2.へこませたお腹を緩め、鼻から息を吸っていきます。少しずつお腹に空気を送りこむように、

数秒かけてゆっくり吸います。お腹がだんだんと膨らんでいくことを確認しましょう。 

3.ゆっくりと息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出すイメージで行いましょう。

 

②足つぼマッサージ

足裏には自律神経や内臓の機能を回復させるツボがたくさんあります。

部位ごとの詳細なツボなどは割愛させていただきますが、足裏をほぐすと副交感神経が優位になります。

なので、寝る前などに痛気持ちいい程度の刺激でほぐしていただくとスッと眠りに入ることができます。

夜中に目が覚めやすいという方にも効果的ですよ。

 

③側頭骨のマッサージ

頭の横の部分(耳の上あたり)を刺激するのですが、オススメのやり方は、

1.横向きに寝て腕枕をします。

2.その時に、痛気持ちいいと感じる拳の部分や手の平の部分をあてます。

3.深呼吸して脱力していくと眠くなってくると思います。頭皮をほぐすと首や肩の緊張がほぐれやすくなります。

首肩が凝っていてほぐしたいけど押すと痛くてほぐせないという方にもオススメです。

 

いかがでしょうか?どれも私がやって効果を実感した方法なので是非試してみてください!

それでも辛い場合は迷わずご来院ください。